2015-01-01から1年間の記事一覧

もう結論は出ている。「施設」と「家庭」どちらで育つのが子どもにとって最適か。

「私は逆に、皆さんに問いかけたい。なぜ多くの人は、幼い子どもたちが深刻な状況に置かれていることに、これほど無関心でいられるのかと。“baby” という単語を思い浮かべてみて下さい。笑顔にあふれた、愛情いっぱいの環境にいる赤ちゃんのイメージが浮かぶ…

小5で「赤ちゃんできた」子も……「妊娠SOS窓口」がつないできた“命のバトン”

「最も幼い妊婦さんは、小学校5年生でした」 「相談者のうち、20代が45%を占めていますが、10代も20%。職業別では、学生さんが26%と4人に1人、無職の方が36%です。最も幼い妊婦さんは、小学校5年生でした……」 会場が息を呑む。 「24時間体制で受け付けて…

日本の上位6%、富裕層女性が1ヶ月に自由に使うお金「20万円以上」が最多

1ヶ月間で自由に使うお金は、一般女性の93.3%が「5万円未満」であるのに対し、富裕層の女性では、27.5%が「20万円以上」を使うことができ、「上限なし」も16.8%いる――。こんな調査結果が、電通とハースト婦人画報社の調査で明らかになった。 日本の富裕層…

「親に恵まれない子供たちには “箱モノ”ではなく、ケアを担う“ヒト”への投資こそ必要~「ハリー・ポッター」原作者が設立したNGO「ルーモス」が目指すもの~

ヒット作「ハリー・ポッター」の作者が立ち上げた国際的NGOを設立 「ハリー・ポッター」シリーズといえば、イギリスの作家J・K・ローリングによる児童文学の大ベストセラー。全世界で翻訳され、販売数は数億部にのぼる。世界各国で販売される関連グッズや映…

パラリンピックの成功は、ノーマライゼーションを進める絶好のチャンス。厳しい環境下でメダル獲得を目指すパラリンピアンたちを支援する組織が発足!

資金難から手弁当で大会に出場するパラリンピアン 2020年の東京五輪へ向けた関心が、日々高まっている。が、ニュースを見ていると、「新国立競技場は完成するのか?」や、体操、水泳など、日本が伝統的に「強い」といわれる競技の注目選手などの話題が中心だ…

『整形した女は幸せになっているのか』(星海社新書)発売と、発売記念イベントのお知らせ

5月25日(月)に、星海社より『整形した女は幸せになっているのか』が刊行されることになりました。 (2章まで試し読みができます。こちらから。Amazonはこちらです→ キャバ嬢の社会学 (星海社新書)) 以下、本書で行った”元祖美魔女”、作家の中村うさぎさん…

「誰にも相談できず、一人で出産する」母親を救うために、全国で広がる「妊娠SOS」ネットワークづくり

虐待死で最も多いのは0歳0ヶ月0日の赤ちゃん、背景に「望まない妊娠・出産」 「ひとりで悩んでいませんか?」「思いがけない妊娠でお悩みの方に~妊娠SOS~」。ショッピングセンターの女性トイレや、自治体の窓口に、こんな小さなカードが置いてあるのを見か…

15年は「養子縁組」「ナースの起業」に注力 日本財団は莫大な資金源を「社会貢献」にどう活かすか

ボートレースからの収入が270億円超 ご縁があり、たびたび「日本財団」の取材をさせて頂いている。共働き家庭の家事分担を考えるイベントや、障害者たちのアート作品展示、ハンセン病差別をなくすためのグローバルアピールなど、いくつか見てきた中で、「日…

ハンセン病差別によって埋もれた作家「北條民雄」が描いた「“いのち”として存在させられるということ」

「人間ではありませんよ。生命です。生命そのもの、いのちそのものなんです。僕の言うこと、解ってくれますか、尾田さん。あの人達(※引用者注:ハンセン病の患者たち)の『人間』はもう死んで亡びてしまったんです。ただ、生命だけがぴくぴくと生きているの…