女子の生き様

日本の上位6%、富裕層女性が1ヶ月に自由に使うお金「20万円以上」が最多

1ヶ月間で自由に使うお金は、一般女性の93.3%が「5万円未満」であるのに対し、富裕層の女性では、27.5%が「20万円以上」を使うことができ、「上限なし」も16.8%いる――。こんな調査結果が、電通とハースト婦人画報社の調査で明らかになった。 日本の富裕層…

『整形した女は幸せになっているのか』(星海社新書)発売と、発売記念イベントのお知らせ

5月25日(月)に、星海社より『整形した女は幸せになっているのか』が刊行されることになりました。 (2章まで試し読みができます。こちらから。Amazonはこちらです→ キャバ嬢の社会学 (星海社新書)) 以下、本書で行った”元祖美魔女”、作家の中村うさぎさん…

「誰にも相談できず、一人で出産する」母親を救うために、全国で広がる「妊娠SOS」ネットワークづくり

虐待死で最も多いのは0歳0ヶ月0日の赤ちゃん、背景に「望まない妊娠・出産」 「ひとりで悩んでいませんか?」「思いがけない妊娠でお悩みの方に~妊娠SOS~」。ショッピングセンターの女性トイレや、自治体の窓口に、こんな小さなカードが置いてあるのを見か…

「両立できそうな仕事はないし、大変そう」尻込みする専業主婦たち。彼女たちを労働市場に「連れ戻す」ために必要なものって何だろう。

経済成長のために「女性活用」ムードが盛り上がる昨今。結婚や出産などで“家庭に入った”女性たちに、再び働いてもらおうとの機運も高まっています。そんな女性たちへ向けたイベントが名古屋で開かれると聞き、7月19日(土)、「ママの就活応援フェスタ」(於…

モテとは「利他の心」である?

元No.1キャバ嬢で、現在は作家やタレントとして活躍する立花胡桃(たちばな・くるみ)さんのモテテク本『不二子の掟(おきて)』を読んだら「モテとは何か」について考え込み、寝付けませんでした。 よくあるモテ本と少し違うのは、小説形式で「派遣社員の不…

「女性の貧困」をエンターテイメントにするな

「NHKスペシャル 調査報告 女性たちの貧困~"新たな連鎖"の衝撃~」が話題になりましたね。今年1月に放送されたクローズアップ現代「あしたが見えない」にも、大きな反響があったようです。このように最近、若い女性が極貧状態で暮らしている、そういう女性…

「ああはなりたくない」と思った2種類の女について

「12人の優しい日本人」という映画が好きで、大学の頃から今までに20回以上みています。「もし日本に陪審員制度があったら」という設定のもと、陪審員として集められた "12人の日本人" が議論をするさまを、コミカルに描いた名作*1。今回は、そこに登場…

大島優子(25)の卒業と安室・あゆ・宇多田の25才

AKBの大島優子さん(25)が、6月2日の劇場公演をもって同グループを「卒業」しますね*1。30日には国立競技場で予定されていた卒業セレモニーが荒天のため中止となり、ファンの前で謝る大島優子の姿が芸能ニュースで取り上げられました*2。 25才というのは女性…

新しい生き方を目指す『ハウスワイフ2・0』の目新しくなさ

3月初旬の朝日新聞に『ハウスワイフ2・0』(エミリーマッチャー著)なる新刊の広告を見つけました。 「ハーバード卒→新しい主婦」とな…これは面白い、ブログに書こう、と思っていたら、すでに話題になっているようです…。 高学歴女子が新・専業主婦を目指す…

「ワーキングマザー礼賛」だけでなく、私たちは具体的な方法が知りたい

2月16日(日)@渋谷ヒカリエ。4月に育休から復帰する女性とその家族向けのイベント、「ママカレッジ復帰2ヶ月前講座」に参加してきました。 会場には多くの若いママたちの姿。赤ちゃん連れの方もいます。おしゃれなカフェのようなBGMが流れ、穏やかな雰囲気…

「女は家で育児が合理的」に対し、乙武氏の「両立支援で出生率向上」はどこまで有効か?

NHK経営委員で埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏(67)の「女は家で育児が合理的」発言と、それに対する色んな人の意見を読みました。 1000年後に人口ゼロになる日本 長谷川氏いわく、日本はこのままいくと1000年後に「人口ゼロ」になるそうです。でも移民を海…

目ヂカラにこだわる女と、肌ツヤ重視の男たち…美意識のギャップはなぜ生まれる?

20~35歳の働く未婚女性300名に対し、「女子力を格上げするためにメイクにおいて一番こだわりたいポイント」を聞いたところ、 ■ 最も多かった回答は「アイメイク」で46%。続く「ベースメイク」(19%)、「リップメイク」(11%)を大きく上回った ■ 一方の…

資生堂の「お正月広告」に新社長の本気を見た?!

毎年、資生堂の「お正月広告」をみるのが楽しみです。同社は05年に「一瞬も 一生も 美しく」*1を掲げて以来、毎年これをテーマに(時に迷走しがちな)メッセージを打ち出してきました。同社の業績はここ数年、低迷を続けています。国内での認知度は、「資生…

「一流企業の受付嬢」への酷いコメントに、ちょっと共感した

先日ちょっと話題になっていた、「一流企業の受付嬢の実態 」を興味深く読みました。軽いネタ記事なのですが、「受付嬢」たちがどんなことを言っているかというと… 「タレント控室の受付の日は、芸能人からのアプローチもある。お笑い芸人さんが多いんですけ…

AneCanにみる、「夢」でつながるアラサー女性

先日発売された『AneCan』1月号が、ちょっとした自己啓発書のようになっています。 「なりたい自分になろう!」「夢を叶える」「野望」…とにかくアツいです。「お金持ちになる」「◯日で幸せになる」など、「~になる」というのは、自己啓発書のタイトルでよ…

ちきりんさん、『未来の働き方』は、女子にとって「いいこと」ですか?

ちきりん氏の『未来の働き方を考えよう』を読みました。 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる 作者: ちきりん 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/08/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る この本に書いてあることを5…

ウェディングドレスは「死に装束」?!

10月といえば結婚式が1年で最も多い時期ですが、美輪明宏さんが以前、朝日新聞の悩み相談でこんな発言をしていました。 よく結婚式で「おめでとう」と言いますが、まったくおめでたくないと思います。「えらいことしましたね。大丈夫ですか」というのが私の…

アラフォー向けファッション誌がやたらと元気な件について

2013年10月17日現在。 朝日新聞デジタルのトップ画面には大々的に、とある広告が打たれていました。 【新雑誌創刊!好景気回復!?バブルを経験した女性達『GOLD世代』が熱い!!」】 どうやらまた、バブル世代向けの女性ファッション誌が創刊されたようです…

「愛は年収」…承知しました

みなさま、あけましておめでとうございます。多分、今年もっとも遅く新年の挨拶をしたブロガーという程、遅くもなく中途半端なのが、かやになります。 さて、ほとんど更新しなくなったと思いきや、こうして突発的に更新してみたりする当ブログですが、今回は…

生まれ変わるなら男?女?

みなさんこんにちは。日曜の夜いかがお過ごしでしょうか。 かやは今、東京某所のサイゼ◯ヤでミラノ風ドリアを食べつつこのブログを書いています。 予算の都合上、半熟卵はのせていません。 老若男女で溢れる店内でぼんやりと、ある統計調査の事を思い出しま…

結婚したら勝ち組。

みなさん、こんにちはー。相変わらず蒸しますね。いかがお過ごしでしょうか。 江ノ島で、リア充が吹かせる湘南の風に吹かれたけど美味しいパスタは作ってないkayaです。 いきなりだけど最近、通勤途中に『くすぶれ!モテない系』(能町みね子著)というエッ…

女を降りる勇気

お久しぶりです。4月以降、ぼんやりとモノを考える時間がめっきり少なくなってしまいましたが、元気でやっています。 どうも私は「女であることの違和感」にこだわってしまうタイプのようで、仕事中もときどき、考え込んでいます。(働けよ たとえば「働くと…

「聖子」の自由

地震と原発の混乱もおさまらぬままですが、今回は少し、「女の欲望が許される条件」について書いてみます。 以前、野田聖子氏の高齢出産についてまとめたことがあるhttp://p.tl/k18U。彼女の決断にはそれなりの背景があったはずなのに、マスメディアは一様に…

「何でも欲しがる女」のこと

だいぶ前の話だが、自民党の野田聖子議員(50)が体外受精で男児を出産した。 彼女の頑張りに、多くのメディアは祝福ムードだったと思う。だがウェブ上に溢れていたのはむしろ、彼女をあざ笑う罵詈雑言の数々だった。週刊誌も酷い。男性向け、女性向けを問わ…

「キラキラ働く」のはいいけれど

最近、30代後半~50代の「バリキャリ」女性と話す機会がよくある。 彼女たちはみな一様におしゃれで、仕事に趣味に一生懸命。しっかり子育てもしている。かといって家庭に籠もるのではなく、消費者としても立派だ。使うお金の額など、ケチな学生とはケタが違…