2015-02-17から1日間の記事一覧

ハンセン病差別によって埋もれた作家「北條民雄」が描いた「“いのち”として存在させられるということ」

「人間ではありませんよ。生命です。生命そのもの、いのちそのものなんです。僕の言うこと、解ってくれますか、尾田さん。あの人達(※引用者注:ハンセン病の患者たち)の『人間』はもう死んで亡びてしまったんです。ただ、生命だけがぴくぴくと生きているの…